琉歌集|通水節

尚円王が伊平屋島で農民として暮らしていた時に他所様より優れていたために迫害に遭い、いつも人目を避けて苦心していた歌。伊平屋島から出ていく時の寂しさを歌ったという意味も。他は、寂しいより恋愛の歌詞が多い。

通水の山や一人越えて知らぬ乗馬と鞍と主と三人

通水の山:伊平屋島にある山
一人越えて知らぬ:一人で越えることができて誰も知らない

通水の山は一人で越えて誰も知るものはいない。知っているのは、乗馬と鞍と主の三人だけ。

で、この後の歌では恋人を馬に乗せて通水の山を越えて家に連れて帰ることができた。行きは不安でいっぱいだが、帰りは彼女と一緒だから嬉しい!って感じでしょう。
単純で分りやすいです。下は2番の歌詞。

尾持くかる毛に我無蔵うちのせて通水の山やよべど越えたる。

尾持くかる毛:尾の毛がふさふさな栗毛の馬
我無蔵:自分の彼女




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