琉歌集|七尺節

七尺節


七よみとはたえんかせかけておきゆて里があかいづ羽御衣よすらね

二十読の大変上等なかせをかけて、あなたのために蜻蛉の羽のような綺麗な御衣(みそ)を作ってあげたい。

七よみとはたえん:七読と二十読
二十読が上等な布の意味で、七読みは一番雑な荒い布地。
この歌での七読みは特に意味は無く、例えば「多少、お金持ってるよ」だと「少」が強調されて「多」は強い意味は無いのと同じ。

かせ:布の経糸
あかいづ羽:とんぼの羽。とんぼの羽のような繊細な織物(薄衣)




七尺節には、本歌の他に別離の悲愁をうたった歌が多い。

組曲「手水の縁」 組曲「忠臣身替」
組曲「執心鐘入」 組曲「姉妹敵討」
組曲「伏山敵討」


徳島|上板町三線教室

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