琉歌集|打豆節

打豆は、車棒を水車のように回しながら打って、さやから豆を出すという意味。打豆節は、豆を飼っている馬に食べさせて飾り立てて遊びに行く楽しさや、季節の光景などの詩がある。発祥は久米島。全6首。

真謝の浦波の今日とれてをもの馬に鞍おそて我無蔵つれら

真謝の浦波:久米島の真謝の北にある同名の浦の波
とれてをもの:凪。静かな状態。
我無蔵:自分の恋人

真謝の浦は今日は風も無く波もおだやか、馬に鞍を置いて彼女を乗せて連れて行こう。



打豆と真豆わ馬小にかい食はち遊庭のかずにしだち出ぢら

打豆:大豆
真豆:小豆の美称
遊庭:村芝居をする庭(闘牛や相撲などもあり)
しだち:飾り立てて

大豆と小豆を可愛い馬に食べさせて、村の広場で何かある度に馬を飾り立てて出かけよう


 

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