チューナー|三線の調弦の周波数と根拠について
最近は周波数表記の無いお手軽チューナーが販売されていて便利な反面、周波を固定で弾く場合、微妙に不協和音っぽい印象。固定タイプの周波数は440㎐。
なんで「440」なのか?
国際基準ピッチが1939 年にロンドンで行われた国際会議で制定されたことにより以後、電化系のモノや音楽は440㎐にどっぷりだとか。
三線を習い始めの頃は先生が「はい!」と調弦済の三線を手渡されて稽古を受けていたので、自宅で練習する時の調弦って結構、いい加減。チューナーの周波数設定が適当でも、これでいいのだ!みたいな感じ。
今となっては、意味が分って周波数が変えられるので色々と試してみると大発見!なこともあるかもです。
440が聴きなれていると低い周波数だとゆる~い印象を受けます。低い周波数は癒しの部類に入るのか聴き比べてみると面白いです。自分にとって心地良い音を取り入れると精神衛生上良いと思われます。
シャキッとするのは440。柔らかさや緩さなら低い方(432㎐)。三線も432㎐で弾いてみると癒しがパワーアップするのではないかと想像。都市伝説のような話題ですが、基準は440㎐であって「~でなければならない」訳ではないので自由に設定してみては如何でしょうか。
団体さんで弾く場合は統一しておかないと不協和音。よくある話で、調弦も合っていなければ相当なストレスなので気を付けましょう。
追記:お安いチューナーだと周波数変更ができず固定になっているので、稽古の場合は買い直して頂いていますが、基準値固定の場合は、その数値で稽古します。