怖い話|猛暑なので涼しい話でも
猛暑続きの8月なので体験した怖い話。
10年以上前に三線の芸能コンクールを受けた時の話です。
出番直前に会場へ超緊張状態で向かった時に偶然、国宝さんとバッタリ。
「あなたたち、これから?」
「は・・はい」(一言二言。)
「 そう。先生は同行してないのね」
「○○君、ちょっと面倒見て」と国宝さんはササッと会場へ。
国宝さん指示のもとお弟子さん(以後、Kさん)が出番まで傍に付いて下さいました。
「く・・口から心臓出そうですぅ」と弱音なのか笑いを取ろうとするのか、ワケわかめな私を勇気付けて下さった Kさんです。
さておき・・・本題。
舞台に出て引っ込むまで、舞台袖でそのお弟子さんが様子見していました。
本調子の曲を終えて二上がりの調弦中に
「よしっ!」と舞台袖の方から声が聞こえました。
え・・・(汗、ちらっと横を向くとKさんがいましたので、てっきり声かけして下さったのかと。
二上がりの曲終了。
退場後、ロビーで
「Kさん。ちんだみの最中に声掛け下さって有り難うございますぅ」
「?、していないけど」
「ええ・・まぢっすか、うそ! えー絶対聞こえましたもん(汗」
暫く、した・していないの問答。
舞台上で思い込みするとか余裕、絶対無いし。
確かに、シーンとした審査会場で「よし!」なんぞ声掛けしたら目立つし、バレるし、ブザー(不合格)押されるし。
一体何だったのでしょう。謎なままです。
実生活でも暫く、緊張状態みたいなものが続き、その流れの中での音楽コンクールですから、精神的にもバリバリに尖っていたと思います。
感度良好な時は、色んなものを感じると聞きます。
今も何気に写真を撮ったら「おわかり頂けただろうか」系の画像が撮れたりしますが、そっち系の能力は全くありません。
私の母が入院中にベッド傍でテレビを見ていたら母が
「ベッドの角に男の子いるから追っ払って」と言われゾゾゾとしたことが何度か。
「またまたボケちゃって」と
追っ払うマネをした後、家族から電話。
掛かってきて喋っている最中にバリバリバリと雑音が入った後、相手の音声がホラーっぽい感じの音声に変わった時は滅茶苦茶焦りました。
「声がおかしいから かけ直す」
何度か電話、かけ直したのですが同じ状況だったので怖くなって止めました。
以後、なーんにも無く過ごしています。
が
時々、外壁ドン!されたり、黒い人を見かけます。